つくも診断32種類

つくも診断の性格タイプ

はさみの付喪神

はさみ

その場で切り分ける人

MOFKR

動きながら場に合わせ、必要なものと不要なものを切り分けます

はさみタイプは、やめることを口に出せる人です。増やす提案は誰でも出せますが、減らす提案はなかなか出てきません。会議が長引いたとき、そこへ手を挙げられるのがこの人です。

落とす判断は、本来いちばん嫌われる役です。それでもこの人が嫌われにくいのは、その場をちゃんと見てから切っているからです。外で決めてきた結論を持ち込む人と、目の前の様子を見て線を引く人とでは、同じ結論でも受け取られ方が違います。

はさみタイプの長所

話が長引いているときも、どこを削るかを迷わず示せます。その場の様子を見てから切るので、削られた側にも納得感が残りやすいタイプです。

はさみという道具

日本で長く使われてきたはさみは、握り鋏という形でした。U字にしなる一本の金属で、指を入れる穴がありません。にぎって、はなす。それだけの道具です。糸を切る、布を裁つ、髪をそろえる。暮らしのすぐそばに置かれ、手の延長のように使われてきました。

この形の面白いところは、力を抜くと勝手に開くことです。切りっぱなしにならず、必ず元に戻る。切ることと、戻ることが一つの動きになっています。32ある道具のうち、はさみが当てられたのは、この「切って、すぐ次へ戻る」身のこなしが、そのまま人の動き方に見えるからです。

はさみが使われている場面

はさみタイプは、人からどう見えているか

まわりの人がまず言うのは「話が早い」です。持ち帰りになりかけた議題が、この人が口を開いた途端にその日じゅうに片づく。同じ席にいた人は、それをよく覚えています。

次に言われるのは「頼むと、そこで終わる」です。渡した仕事が戻ってこない。途中で止まらない。引き受けたものを自分のところで完結させる人として見られているので、散らかった案件ほどこの人に回ってきます。

一方で、判断の速さがそのまま強さに見えるため、迷っているところを人に見せにくいという面もあります。実際には切る前に一度考えているのですが、外からはその時間が見えません。結果として「あの人は迷わない」と思われ、相談を持ちかけられる回数が、本人の想像より多くなります。

はさみタイプがよく言う言葉

  • 「それ、今日やらなくていい」
  • 「一回、減らそう」
  • 「で、どれを残す?」
  • 「決めたから、次いこう」

よくある読み違い

「思い切りがいい」と言われますが、実際は思い切っているわけではありません。見てから切っているだけです。何も見ずに切れば、ただの乱暴になります。この人の速さは、勢いではなく、目の速さから来ています。

もう一つよくあるのが「冷たい人」という読み違いです。落とす判断を口に出せる人は少ないので、言えること自体が冷たさに見えてしまいます。けれど誰も落とさない会議は、結局そこにいた全員の時間を使い切ります。先に切る人がいるから、残りが守られるという順番になっています。

子どものころのはさみタイプ

支度が早い子でした。遠足の前の日に、持ち物をぜんぶ出して、要らないものを戻す。荷物が軽いので、当日いちばん元気に歩いていたはずです。

係を決める話し合いでは、「じゃあこれはやらなくていい」と最初に言う役でした。先生に注意されたこともあるかもしれませんが、その学級のやることが減って、みんなが早く帰れたのも事実です。

記号「MOFKR」の意味

5つの性格の軸それぞれについて、どちら寄りかをアルファベット1文字で表しています。

  • 行動の始め方

    まずやってみるM

    考えるより先に体が動きます。やってみてから直すほうが早いタイプです

  • 人との関わり

    たくさんの人とO

    いろいろな人や場所へ出ていきます。会う人が多いほど元気が出ます

  • 周囲への合わせ

    まわりに合わせるF

    その場のやり方に自分を合わせます。もめごとになりにくいタイプです

  • 物事の進め方

    決めて終わらせるK

    ここまでと区切りをつけて片づけます。終わらせることが得意です

  • 判断の決め方

    理由で決めるR

    筋が通っているかを先に確かめます。考えがぶれにくいタイプです

はさみは「決め手のグループ」

外に向かって働きかけ、物事を前へ進めるタイプです。話を動かし、判断に区切りをつける役割を担います。

はさみが入っているのは、話を動かして判断に区切りをつける決め手のグループです。同じグループでも、ものさしは先に測ってから切り、天秤てんびん両方を載せて重い側へ傾けます。はさみはそのどちらでもなく、その場に立ってから決めるのが持ち味です。

だから、あらかじめ整った場所ではあまり出番がありません。散らかっているところ、決まっていないところ、誰も手をつけていないところ。そういう場所に置かれたときに、この道具はいちばんよく切れます。

同じグループのタイプ

はさみタイプと合いやすいのは

相性は、「人との関わり方」と「物事の進め方」で役割が分かれているほど高く出ます。外へ出る人と手元を持つ人、終わらせる人と続ける人。同じ側どうしよりも、分かれているほうが組みやすいためです。はさみタイプと組みやすいのは「手入れのグループ」でした。

手元で積み重ねながら、丁寧に整えていくタイプです。続けることで、物事を着実に形にしていきます。

※ 下のほうに出るのは、似ているグループです。得意なことが重なるぶん、同じところで手が止まりやすい、というだけの意味です。合わない相手ではありません。

※ ここからは、この人と働く方へ向けた内容です

はさみタイプと一緒に働くとき

判断が返ってくるのが速いので、相談は早めに持っていくほど得です。完成させてから見せるより、途中の散らかった状態で渡したほうが、この人の力は出ます。きれいに整えてから渡すと、切るところがありません。

何かを落とされたときは、理由を聞いてかまいません。言わないのではなく、口に出す前に手が動いているだけです。聞けばたいてい、ちゃんとした理由が出てきます。黙って受け取ると、こちらが納得できないまま話が進みます。

この人に向かない頼み方は、「全部残したまま何とかして」です。落とす道具に、落とすなと言っていることになります。どこまでなら落としていいかを先に決めておくと、仕事が速く進みます。

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