つくも診断32種類

つくも診断の性格タイプ

釜の付喪神

みんなの分を炊く人

MOFSH

場に合わせて火を守り、人数ぶんを絶やさず用意し続けます

かまタイプは、その場に合わせて火を守り、人数ぶんを絶やさず用意し続ける人です。目立つ働き方ではありませんが、この人が抜けると、集まりそのものが成り立たなくなります。

見ているのは、目の前の人の数と顔ぶれです。今日は何人いるのか、誰がまだ食べていないのか。足りているかどうかを、いつも数えている人です。

かまタイプの長所

人が集まる場を、切らさずに回せます。誰かが欠けたときの埋め方も自然です。

かまという道具

かまは、ふちに羽のような輪がついた炊飯の道具です。かまどに載せると、その羽が熱をまわりへ逃がさず、中へ返します。火加減は、強くしたり弱くしたり、時間で変えていきます。はじめちょろちょろ、なかぱっぱ、という言い方が残っているくらい、手のかかる道具です。

そしてかまは、一人ぶんだけを炊く道具ではありません人数を先に決めて、その分の米と水を入れる。一人用の器ではなく、集まりのための器です。かま当てられたのは、この「みんなの分をまとめて用意する」役目が、人の働き方にそのまま重なるからです。

釜が使われている場面

かまタイプは、人からどう見えているか

「いてくれると安心する」と言われます。何をしてくれたか、具体的には挙げにくい。けれどこの人がいる日といない日では、場の落ち着きがはっきり違います。用意が整っているという状態そのものが、この人の仕事です。

頼みごとを断らない人としても知られています。断らないので集まってきますが、抱えている量はまわりから見えません。できているうちは、できていること自体が気づかれにくいのが、この役回りの難しいところです。

そして、人数の変化によく気づきます。今日は一人足りない、あの人だけまだ来ていない。数えているつもりがなくても数えているので、会の中でいちばん早く欠けに気づく人になります。

かまタイプがよく言う言葉

  • 「今日、何人ですか」
  • 「足りなくなりそうなので、多めに」
  • 「あの人、まだ来てないですね」
  • 「もう用意してあります」

よくある読み違い

「世話好き」と言われますが、好きでやっているかどうかは別の話です。足りていない状態が目に入ってしまうので、埋めているだけ、ということもあります。好意で片づけると、本人の負担が見えなくなります。

もう一つは「縁の下の力持ち」という言い方です。間違いではありませんが、これだと判断をしていないように聞こえます何人ぶん用意するか、どこで火を落とすかを決めているのは本人です。支える役と、考えない役は違います。

子どものころのかまタイプ

給食の配膳で、最後まで残っていた子です。自分の分を取るのがいつも最後になる。足りているかを先に見てしまうので、そういう順番になりました。

家でも、人数を数える役をしていたはずです。今日は誰が帰りが遅いか、何人分いるのか。言われなくても頭に入っていて、数が合わないとそわそわする子どもでした。

記号「MOFSH」の意味

5つの性格の軸それぞれについて、どちら寄りかをアルファベット1文字で表しています。

  • 行動の始め方

    まずやってみるM

    考えるより先に体が動きます。やってみてから直すほうが早いタイプです

  • 人との関わり

    たくさんの人とO

    いろいろな人や場所へ出ていきます。会う人が多いほど元気が出ます

  • 周囲への合わせ

    まわりに合わせるF

    その場のやり方に自分を合わせます。もめごとになりにくいタイプです

  • 物事の進め方

    少しずつ続けるS

    毎日少しずつ積み重ねます。時間をかけて育てることが得意です

  • 判断の決め方

    気持ちで決めるH

    周りの人がどう感じるかを先に考えます。人がついてきやすいタイプです

かま「支え手のグループ」

外に向かって動きながら、周囲を支えるタイプです。流れを止めず、場を保ちながら物事を進めます。

かまは、外へ動きながら周りを支える支え手のグループに入っています。同じグループのあみ集める側なら、かま配る手前まで仕上げる側です。重箱じゅうばこ一人ずつの仕切りに詰めるのに対し、かまはまとめて一つの鍋にする位置にいます。

人数と顔ぶれが分かっている場所で力が出ます。相手が見えないまま数だけを求められる場では、誰のために炊いているのかが分からなくなり、手ごたえが薄くなります。

同じグループのタイプ

かまタイプと合いやすいのは

相性は、「人との関わり方」と「物事の進め方」で役割が分かれているほど高く出ます。外へ出る人と手元を持つ人、終わらせる人と続ける人。同じ側どうしよりも、分かれているほうが組みやすいためです。かまタイプと組みやすいのは「見極めのグループ」でした。

手元で違いを見分け、要点を見極めるタイプです。細かな差や本質に気づく力があります。

※ 下のほうに出るのは、似ているグループです。得意なことが重なるぶん、同じところで手が止まりやすい、というだけの意味です。合わない相手ではありません。

※ ここからは、この人と働く方へ向けた内容です

かまタイプと一緒に働くとき

頼む前に、いま何を持っているかを聞いてください。この人は自分から「手いっぱいです」と言いません。聞かないかぎり、限界の手前まで受け続けます。

人数や条件を先に伝えると、力が出ます。何人分か、いつまでか、誰が来るのか。ここが決まっていれば、あとは任せて大丈夫です。逆に「適当に用意しておいて」がいちばん困る頼み方です。

できあがったものだけを見て評価すると、この人の働きはほとんど見えません。整っている状態が保たれていること自体が成果だ、という見方を持っておくと、正しく数えられます。

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